地震による被災直後の応急危険度判定及び罹(り)災証明書に関する次の記述のうち、不適切なものはどれか。 1 応急危険度判定は、建築技術者が建物所有者の要請により行うことが一般的である。 2 応急危険度判定は、建物の人命に及ぼす危険の度合いを「危険」「要注意」「調査済」の3ランクに区分している。 3 応急危険度判定は、外観調査に重点をおいて応急的な危険度の判定を行う。 4 罹(り)災証明書は、家屋の財産的被害の程度(全壊、半壊など)を市町村長(東京都においては区長)が証明するものである。 |
1:×(不適切である) 応急危険度判定は、建築技術者が地方公共団体の要請により行うことが一般的です。 本肢は、「建物所有者の要請」となっている部分が誤りです。 ※ テキスト+問題集P293「⑤応急危険度判定・罹災証明書」参照。 |
2:○(適切である) 応急危険度判定は、建物の人命に及ぼす危険の度合いを「危険」「要注意」「調査済」の3ランクに区分しています。 ※ テキスト+問題集P293「⑤応急危険度判定・罹災証明書」参照。 |
3:○(適切である) 応急危険度判定は、外観調査に重点をおいて応急的な危険度の判定を行います。 ※ テキスト+問題集P293「⑤応急危険度判定・罹災証明書」参照。 |
4:○(適切である) 罹災証明書は、家屋の財産的被害の程度を市区町村長が証明するものです。 ※ テキスト+問題集P293「⑤応急危険度判定・罹災証明書」参照。 |