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賃貸不動産経営管理士試験の傾向と対策、過去問解説 

令和元年度賃貸不動産経営管理士試験問題

問32


 換気設備等に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1 自然換気は、換気扇や送風機等を利用しない方式であるため、建物内外の自然条件によっては、安定した換気量や換気圧力を期待することはできない。

2 給気側にファンを用いて、給気口と組み合わせて用いる方式では、室内は負圧になる。

3 給気、排気ともに機械換気とする方式は、居室に用いられる熱交換型換気設備や機械室、電気室等に採用される。

4 シックハウス症候群は、建材や家具、日用品から発散する揮発性有機化合物等が原因となって引き起こされる。

問32解説


「換気設備等」に関する問題です。
テキスト+問題集のP310・311参照)


1:○(適切である)
 
本肢の通りです。

※ テキスト+問題集P310の表「▼換気方式」の「自然換気」を参照。

2:×(不適切である)
 室内は負圧になるのは、
排気側のみにファンを用いる方式(第3種換気)です。
 本肢は、「給気側にファン」となっている部分が誤りです。

※ テキスト+問題集P310の表「▼機械換気の種類」参照。

3:○(適切である)
 
給気、排気ともに機械換気とする方式(第1種換気)は、主に、居室に用いられる熱交換型換気設備や機械室、電気室等に採用されています。

※ テキスト+問題集P310の表「▼機械換気の種類」の「第1種換気」参照。

4:○(適切である)
 本肢の通りです。

※ テキスト+問題集P311「②24時間換気」参照。


正解  2


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