不動産の調査に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 1 不動産の表示に関する登記において、1個の建物は必ず1筆の土地の上に存在し、複数の筆の土地の上に存することはない。 2 未登記の不動産について、初めてする権利に関する登記をするときの登記を所有権の保存の登記という。 3 基準地の価格(基準価格)は、国土利用計画法による土地取引規制の価格審査を行うなどの目的で都道府県知事が決定し、毎年7月1日時点の価格が公表される。 4 路線価は、相続税等の課税における宅地の評価を行うために設定される価格で、国税庁が決定し、毎年1月1日時点の価格が公表される。 |
1:×(誤っている) 不動産の表示に関する登記において、1個の建物が複数の筆の土地の上に存することがあります。 ※ テキスト+問題集P378「(1)表示に関する登記」参照。 |
2:○(正しい) 初めてする権利に関する登記をするときの登記を「所有権の保存の登記」といいます。 ※ テキスト+問題集P378「(2)権利に関する登記」参照。 |
3:○(正しい) 基準地の価格(基準価格)は、国土利用計画法による土地取引規制の価格審査を行うなどの目的で都道府県知事が決定し、毎年7月1日時点の価格が公表されます。 ※ テキスト+問題集P379の表「▼土地の価格」の「基準地の価格(基準価格)」参照。 |
4:○(正しい) 路線価は、相続税等の課税における宅地の評価を行うために設定される価格で、国税庁が決定し、毎年1月1日時点の価格が公表されます。 ※ テキスト+問題集P379の表「▼土地の価格」の「路線価(相続税路線価)」参照。 |