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賃貸不動産経営管理士試験の傾向と対策、過去問解説 

令和2年度賃貸不動産経営管理士試験問題

問10


 賃貸住宅管理業者登録制度の基幹事務に関し「家賃、敷金等の受領に係る事務」についての次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1 管理業者が、媒介業務として借主から家賃、敷金等を預かり、貸主に送金する事務は、基幹事務に該当しない。

2 家賃保証会社が、貸主の委託を受けて、家賃の集金を行い、貸主に送金する事務は、基幹事務に該当する。

3 家賃保証会社が、家賃滞納時に、家賃債務保証契約に基づき、家賃を立て替えて代位弁済し、借主に求償する事務は、基幹事務に該当する。

4 賃貸住宅を転貸する管理業者(サブリース業者)が、貸主として転借人(入居者)から家賃、敷金等を受領する事務は、基幹事務に該当する。


問10解説


「基幹事務」に関する問題です。
(合格教本のP64参照)


 1:○(正しい)
 管理業者が、媒介業務として(借主募集の際に)借主から家賃、敷金等を預かり、貸主に送金する事務は、基幹事務に該当しません。

※ 合格教本P64の表「▼基幹事務か」参照。

 2:○(正しい)
 家賃保証会社が、貸主の委託を受けて、家賃の集金を行い、貸主に送金する事務は、基幹事務に該当します。

※ 合格教本P64の表「▼基幹事務か」参照。

 3:×(誤っている)
 家賃保証会社が、家賃滞納時に、家賃債務保証契約に基づき、家賃を立て替えて代位弁済し、借主に求償する事務は、基幹事務に該当しません。

※ 合格教本P64の表「▼基幹事務か」参照。

 4:○(正しい)
 賃貸住宅を転貸する管理業者(サブリース業者)が、貸主として転借人(入居者)から家賃、敷金等を受領する事務は、基幹事務に該当します。

※ 合格教本P64の表「▼基幹事務か」参照。


正解  3


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