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賃貸不動産経営管理士試験の傾向と対策、過去問解説 

令和2年度賃貸不動産経営管理士試験問題

問38


 屋根・外壁のメンテナンスに関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1 コンクリート打ち放しでは、コンクリート自体の塩害、中性化、凍害などを点検する必要はない。

2 傾斜屋根(カラーベスト等)の屋根表面の塗膜の劣化による、色あせ、錆、表面温度の上昇などにより、屋根材の割れや漏水などが発生する場合がある。

3 陸屋根では、落ち葉やごみが樋や排水口(ルーフドレイン)をふさいだりすると防水面を破損しかねず、漏水の原因にもなる。

4 外壁タイルやモルタル塗りでは、下地のコンクリートや下地モルタルとの付着力が低下すれば、剥落事故につながる。


問38解説


屋根・外壁のメンテナンス」に関する問題です。
テキスト+問題集のP298・299参照)


 1:×(不適切である)
 コンクリート自体の塩害、中性化、凍害などを点検する必要があります。このことは、コンクリート打ち放しの場合であっても同じです。

※ テキスト+問題集P299「(1)コンクリート打ち放し」参照。

 2:○(適切である)
 本肢の通りです。

※ テキスト+問題集P298・299「(1)屋根のメンテナンス」参照。

 3:○(適切である)
 本肢の通りです。

※ テキスト+問題集P299の2行目・3行目を参照。

 4:○(適切である)
 本肢の通りです。

※ テキスト+問題集P299「(2)外壁タイルやモルタル塗り」参照。


正解  1


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