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賃貸不動産経営管理士試験の傾向と対策、過去問解説 

令和2年度賃貸不動産経営管理士試験問題

問42


 保険に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1 賃貸不動産の経営における危険を軽減・分散するための重要な方策の1つである火災保険は、保険業法上の「第二分野」に分類される損害保険の一種である。

2 地震保険は、地震・噴火・津波を原因とする火災や損壊等による損害を補償する保険である。

3 賃貸不動産の借主は、自己の家財に対する損害保険として、借家人賠償責任保険に単独で加入することができる。

4 地震保険は、住宅の火災保険に付帯して加入する保険であり、保険金額は、主契約の火災保険金額の30%〜50%以内の範囲で、建物5,000万円、家財1,000万円までとされている。


問42解説


「保険」に関する問題です。
テキスト+問題集のP398・399参照)


 1:○(適切である)
 火災保険は、保険業法上の「第二分野」に分類される損害保険の一種です。

※ テキスト+問題集P398「@保険の概要」参照。

 2:○(適切である)
 地震保険は、地震・噴火・津波を原因とする火災や損壊等による損害を補償する保険です。

※ テキスト+問題集P399「B地震保険」参照。

 3:×(不適切である)
 借家人賠償責任保険は、家財に関する火災保険の特約として加入します。借家人賠償責任保険に単独で加入することはできません

※ テキスト+問題集P399「C借家人賠償責任保険」参照。

 4:○(適切である)
 地震保険は、住宅の火災保険に付帯して加入する保険であり、保険金額は、主契約の火災保険金額の30%〜50%以内の範囲で、建物5,000万円、家財1,000万円までとされています。

※ テキスト+問題集P399「B地震保険」参照。


正解  3


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