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賃貸不動産経営管理士試験の傾向と対策、過去問解説 

令和3年度賃貸不動産経営管理士試験問題

問13


 賃貸住宅の耐震改修方法に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1 木造において、基礎と土台、柱と梁を金物で緊結して補強する。

2 木造において、壁や開口部を構造パネルや筋かい等で補強する。

3 木造において、地震力を吸収する制震装置(ダンパー)を取り付けても効果がない。

4 鉄筋コンクリート造において、耐震壁や筋かいを増設する。

問13解説


「賃貸住宅の耐震改修方法」に関する問題です。
テキスト+問題集のP292参照)


 1:○(適切)
 「基礎と土台、柱と梁を金物で緊結して補強する」ことは、木造の耐震改修方法として適切です。

※ テキスト+問題集P292の表「▼構造別の耐震改修方法」参照。

 2:○(適切)
 「壁や開口部を構造パネルや筋かい等で補強する」ことは、木造の耐震改修方法として適切です。

※ テキスト+問題集P292の表「▼構造別の耐震改修方法」参照。

 3:×(不適切)
 「地震力を吸収する制震装置(ダンパー)を取り付ける」ことは、木造の耐震改修方法の一つです。
 本肢は「効果がない」としている点が不適切です。

※ テキスト+問題集P292の表「▼構造別の耐震改修方法」参照。

 4:○(適切)
 「耐震壁や筋かいを増設する」ことは、鉄筋コンクリート造の耐震改修方法として適切です。

※ テキスト+問題集P292の表「▼構造別の耐震改修方法」参照。


正解  3


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