屋上と外壁の管理に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。 1 陸屋根では、土砂や落ち葉、ゴミ等が排水口をふさいでしまうと、屋上に雨水が溜まり、防水の性能に影響を与え、漏水の原因にもなる。 2 傾斜屋根(カラーベスト等)は、夏の温度上昇、冬の温度低下の繰り返しにより、素地自体の変形やゆがみ等を起こすことがあるが、雨漏れの要因とはならない。 3 コンクリート打ち放しの外壁は、鉄筋発錆に伴う爆裂を点検する必要はない。 4 タイル張り外壁の定期調査方法で、接着剤張り工法以外は、劣化等によりタイルが剥離するおそれがあるので、原則竣工後10 年ごとに全面打診等の調査を行わなければならない。 |
1:○(正しい) 本肢の通りです。 ※ テキスト+問題集P299の2行目・3行目を参照。 |
2:×(誤り) 傾斜屋根(カラーベスト等)は、夏の温度上昇、冬の温度低下の繰り返しにより、素地自体の変形やゆがみ等を起こすことがあり、雨漏れの要因となります。 ※ テキスト+問題集P298・299「(2)屋根のメンテナンス」参照。 |
3:×(誤り) コンクリート打ち放しの外壁は、鉄筋発錆に伴う爆裂を点検する必要があります。 ※ テキスト+問題集P299「(1)コンクリート打ち放し」参照。 |
4:×(誤り) タイル張り外壁では、接着剤張り工法であっても、原則竣工後10年ごとに全面打診等の調査を行わなければなりません。したがって、本肢は「接着剤張り工法以外は」となっている部分が誤りです。 ※ テキスト+問題集P299「(3)タイル張り外壁の定期調査」参照。 |