賃貸住宅標準契約書(国土交通省住宅局平成30年3月公表)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。 1 賃貸住宅標準契約書では、建物賃貸借の目的を「住居」と「事務所」に限定している。 2 賃貸住宅標準契約書では、更新料の支払に関する定めはない。 3 賃貸住宅標準契約書では、賃料は、建物の使用対価のみを指し、敷地の使用対価は含まないものとされている。 4 賃貸住宅標準契約書では、共用部分にかかる水道光熱費等の維持管理費用は、貸主が負担するものとされている。 |
1:×(誤り) 賃貸住宅標準契約書では、建物賃貸借の目的を「居住」に限定しています。なお、特約をすれば、居住しつつ、併せて居住以外の目的に使用することは可能です。 ※ テキスト+問題集P224の※1を参照。 |
2:○(正しい) 賃貸住宅標準契約書では、「更新料の支払」に関する定めはありません。 ※ テキスト+問題集P224の表「▼賃貸住宅標準契約書の記載の有無(例)」を参照。 |
3:×(誤り) 一般に、賃料には、建物の使用対価のほか、建物の使用に必要な範囲で、その敷地の使用対価も含まれます。 賃貸住宅標準契約書において、賃料は、建物の使用対価のみを指し、敷地の使用対価は含まないものとはされていません。 ※ テキスト+問題集P224の※2を参照。 |
4:×(誤り) 賃貸住宅標準契約書では、共用部分にかかる水道光熱費等の維持管理費用は、「借主」が負担するものとされています(共益費)。 ※ テキスト+問題集P228の賃貸住宅標準契約書第15条第1項を参照。 |