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賃貸不動産経営管理士試験の傾向と対策、過去問解説 

令和3年度賃貸不動産経営管理士試験問題

問29


 管理業法における賃貸住宅に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1 賃貸住宅とは、賃貸借契約を締結し賃借することを目的とした、人の居住の用に供する家屋又は家屋の部分をいう。

2 建築中の家屋は、竣工後に賃借人を募集する予定で、居住の用に供することが明らかな場合であっても、賃貸住宅に該当しない。

3 未入居の住宅は、賃貸借契約の締結が予定され、賃借することを目的とする場合、賃借人の募集前であっても、賃貸住宅に該当する。

4 マンションのように通常居住の用に供される一棟の家屋の一室について賃貸借契約を締結し、事務所としてのみ賃借されている場合、その一室は賃貸住宅に該当しない。

問29解説


「管理業法における賃貸住宅」に関する問題です。
テキスト+問題集のP37参照)


1:○(正しい)
 「賃貸住宅」とは、賃貸借契約を締結し賃借することを目的とした、人の居住の用に供する家屋又は家屋の部分をいいます。

※ テキスト+問題集P37「(1)賃貸住宅」参照。

2:×(誤り)
 建築中の家屋であっても、竣工後に賃借人を募集する予定で、居住の用に供することが明らかな場合であれば、「賃貸住宅」に該当します。

※ テキスト+問題集P37の表「▼賃貸住宅に該当するか」参照。

3:○(正しい)
 未入居の住宅は、賃貸借契約の締結が予定され、賃借することを目的とする場合、賃借人の募集前であっても、「賃貸住宅」に該当します。

※ テキスト+問題集P37の表「▼賃貸住宅に該当するか」参照。

4:○(正しい)
 マンションのように通常居住の用に供される一棟の家屋の一室について賃貸借契約を締結し、事務所としてのみ賃借されている場合、その一室は「賃貸住宅」に該当しません。

※ テキスト+問題集P37の表「▼賃貸住宅に該当するか」参照。


正解  2


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