管理受託契約の性質に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。 1 管理受託契約は、民法上の委任と雇用の性質を併有することが想定されている。 2 民法上の請負は、法律行為又は事実行為をすることを目的とする。 3 建物設備の維持保全業務は、民法上の準委任に当たる。 4 民法上の委任契約は、書面で契約を締結することが義務付けられている。 |
1:×(不適切) 管理受託契約は、民法上の委任と請負の性質を併有することが想定されています。 ※ テキスト+問題集P172「@管理受託契約の性質」参照。 |
2:×(不適切) 「請負」は、仕事の完成を目的としています。 なお、「委任」は、法律行為または事実行為をすることを目的としています。 ※ テキスト+問題集P173「(2)請負契約との違い」参照。 |
3:○(適切) 建物設備の維持保全業務は、民法上の準委任に該当します。 ※ テキスト+問題集P172「(1)委任契約」参照。 |
4:×(不適切) 民法上は、書面によらなくても委任契約を締結することができます。 ※ テキスト+問題集P172「(1)委任契約」参照。 |