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賃貸不動産経営管理士試験の傾向と対策、過去問解説 

令和3年度賃貸不動産経営管理士試験問題

問48


 賃貸住宅に係る新たな政策課題に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1 賃貸不動産経営管理士は、所属する賃貸住宅管理業者の積極的な指示がある場合に限り、重要な政策課題や新しい賃貸住宅の活用のあり方について制度設計を進め、実際の業務の管理及び監督や実施を担う等により、課題解決に関与する。

2 賃貸不動産経営管理士が有する賃貸借契約や賃貸不動産管理に関する専門性は、住宅宿泊事業で必要となる専門性と親和性があることから、賃貸不動産経営管理士は、住宅宿泊事業における専門家としての役割を担う資質と能力を有している。

3 賃貸不動産経営管理士は、空き家所有者に対し賃貸借に係る情報、入居者の募集、賃貸住宅の管理の引受けについて助言や提言をすることにより、空き家所有者が安心して賃貸不動産経営に参画できる環境を整備し、空き家問題の解決のために役割を果たすことが期待される。

4 賃貸不動産経営管理士は、住宅扶助費の代理納付制度や残置物の処理に係る契約上の取扱い等を貸主に説明することを通じ、住宅確保要配慮者が安心して暮らせる賃貸住宅の提供のための役割を果たすことが期待される。

問48解説


「賃貸不動産経営管理士の役割」に関する問題です。
テキスト+問題集のP415、P29参照)

<本問の解答方法>
 「選択肢1の「・・・限り」としている部分が、賃貸不動産経営管理士の役割を狭めているから、ちょっとおかしい」と感じることができれば、正解できる問題です。
 賃貸不動産経営管理士の役割は多岐に渡ります。選択肢2〜4は、常識的な内容になっているため、適切と判断しましょう。


1:×(不適切)
 賃貸不動産経営管理士は、不動産をめぐる新たな政策課題や賃貸不動産の活用方式の普及に積極的に協力して取り組むことが求められています。所属する賃貸住宅管理業者の指示を待つ必要はありません。
 本肢は、「所属する賃貸住宅管理業者の積極的な指示がある場合に限り」となっている部分が誤りです。

※ テキスト+問題集P415「(6)新たな政策課題への積極的な取組に係る業務の実施」参照。

2:○(適切)
  賃貸不動産経営管理士が有する賃貸借契約や賃貸不動産管理に関する専門性は、住宅宿泊事業で必要となる専門性と親和性があることから、賃貸不動産経営管理士は、住宅宿泊事業における専門家としての役割を担う資質と能力を有しています。

3:○(適切)
 賃貸不動産経営管理士は、空き家所有者に対し賃貸借に係る情報、入居者の募集、賃貸住宅の管理の引受けについて助言や提言をすることにより、空き家所有者が安心して賃貸不動産経営に参画できる環境を整備し、空き家問題の解決のために役割を果たすことが期待されています。

※ テキスト+問題集P29「(3)空き家の活用」参照。

4:○(適切)
 賃貸不動産経営管理士は、住宅扶助費の代理納付制度や残置物の処理に係る契約上の取扱い等を貸主に説明することを通じ、住宅確保要配慮者が安心して暮らせる賃貸住宅の提供のための役割を果たすことが期待されています。


正解  1


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