建築基準法に規定する内装・構造に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 1 建築基準法では、内装材料など、内装制限に関する規定があるが、入居者の入替え時に行う原状回復のための内部造作工事は対象とならない。 2 建築基準法のシックハウス対策の規定は、新築だけでなく、中古住宅においても増改築、大規模な修繕や模様替えを行う場合に適用となる。 3 防火区画となる壁・床は、耐火構造としなければならず、区画を構成する部分に開口部を設ける場合には、防火扉や防火シャッターなどの防火設備としなければならない。 4 共同住宅では、隣接する住戸から日常生活に伴い生ずる音を衛生上支障がないように低減するため、小屋裏又は天井裏まで達する構造とした界壁を設けなければならない。 |
1:×(誤り) 建築基準法では、内装材料など、内装制限に関する規定があります。 原状回復のための内部造作工事なども、内装制限の対象となります。 |
2:○(正しい) 建築基準法のシックハウス対策の規定は、新築だけでなく、中古住宅においても増改築、大規模な修繕や模様替えを行う場合に適用となります。 ※ テキスト+問題集P301「Aシックハウス」参照。 |
3:○(正しい) 防火区画となる壁・床は、耐火構造としなければなりません。また、区画を構成する部分に開口部を設ける場合には、防火扉や防火シャッターなどの防火設備としなければなりません。 ※ テキスト+問題集P303「E防災区画」参照。 |
4:○(正しい) 共同住宅では、隣接する住戸から日常生活に伴い生ずる音を衛生上支障がないように低減するため、小屋裏又は天井裏まで達する構造とした界壁を設けなければなりません。 ※ テキスト+問題集P303「F界壁」参照。 |