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賃貸不動産経営管理士試験の傾向と対策、過去問解説 

令和4年度賃貸不動産経営管理士試験問題

問15


 シックハウスに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1 シックハウス症候群の原因は、建材や家具、日用品等から発散するホルムアルデヒドやVOC(揮発性の有機化合物)等と考えられている。

2 ホルムアルデヒドは建材以外からも発散されるため、ごく一部の例外を除いて、居室を有する新築建物に24時間稼働する機械換気設備の設置が義務付けられている。

3 天井裏、床下、壁内、収納スペースなどから居室へのホルムアルデヒドの流入を防ぐため、建材による措置、気密層・通気止めによる措置、換気設備による措置のすべての措置が必要となる。

4 内装仕上げに使用するホルムアルデヒドを発散する建材として、木質建材、壁紙、ホルムアルデヒドを含む断熱材、接着剤、塗装、仕上げ塗材などが規制対象となっている。

問15解説


「シックハウス」に関する問題です。
テキスト+問題集のP311、P301参照)


1:○(正しい)
 シックハウス症候群の原因は、建材や家具、日用品等から発散するホルムアルデヒドやVOC(揮発性の有機化合物)等と考えられている。

※ テキスト+問題集P311「A24時間換気」参照。

2:○(正しい)
 ホルムアルデヒドは建材以外からも発散されるため、ごく一部の例外を除いて、居室を有する新築建物に24時間稼働する機械換気設備の設置が義務付けられています。

※ テキスト+問題集P311「A24時間換気」参照。

3:×(誤り)
 天井裏、床下、壁内、収納スペースなどから居室へのホルムアルデヒドの流入を防ぐため、建材による措置換気設備による措置が必要となります。しかし、気密層・通気止めによる措置は求められていません。
 本肢は、「気密層・通気止めによる措置の〜すべての措置が必要」としている点が誤りです。

※ テキスト+問題集P301「Aシックハウス」、P311「A24時間換気」参照。

4:○(正しい)
 内装仕上げに使用するホルムアルデヒドを発散する建材として、木質建材、壁紙、ホルムアルデヒドを含む断熱材、接着剤、塗装、仕上げ塗材などが規制対象となっています。

※ テキスト+問題集P301「Aシックハウス」参照。


正解  3


「テキスト+問題集」
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