シックハウスに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 1 シックハウス症候群の原因は、建材や家具、日用品等から発散するホルムアルデヒドやVOC(揮発性の有機化合物)等と考えられている。 2 ホルムアルデヒドは建材以外からも発散されるため、ごく一部の例外を除いて、居室を有する新築建物に24時間稼働する機械換気設備の設置が義務付けられている。 3 天井裏、床下、壁内、収納スペースなどから居室へのホルムアルデヒドの流入を防ぐため、建材による措置、気密層・通気止めによる措置、換気設備による措置のすべての措置が必要となる。 4 内装仕上げに使用するホルムアルデヒドを発散する建材として、木質建材、壁紙、ホルムアルデヒドを含む断熱材、接着剤、塗装、仕上げ塗材などが規制対象となっている。 |
1:○(正しい) シックハウス症候群の原因は、建材や家具、日用品等から発散するホルムアルデヒドやVOC(揮発性の有機化合物)等と考えられている。 ※ テキスト+問題集P311「A24時間換気」参照。 |
2:○(正しい) ホルムアルデヒドは建材以外からも発散されるため、ごく一部の例外を除いて、居室を有する新築建物に24時間稼働する機械換気設備の設置が義務付けられています。 ※ テキスト+問題集P311「A24時間換気」参照。 |
3:×(誤り) 天井裏、床下、壁内、収納スペースなどから居室へのホルムアルデヒドの流入を防ぐため、建材による措置、換気設備による措置が必要となります。しかし、気密層・通気止めによる措置は求められていません。 本肢は、「気密層・通気止めによる措置の〜すべての措置が必要」としている点が誤りです。 ※ テキスト+問題集P301「Aシックハウス」、P311「A24時間換気」参照。 |
4:○(正しい) 内装仕上げに使用するホルムアルデヒドを発散する建材として、木質建材、壁紙、ホルムアルデヒドを含む断熱材、接着剤、塗装、仕上げ塗材などが規制対象となっています。 ※ テキスト+問題集P301「Aシックハウス」参照。 |