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賃貸不動産経営管理士試験の傾向と対策、過去問解説 

令和4年度賃貸不動産経営管理士試験問題

問16


 屋上や外壁からの雨水の浸入に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

1 屋上や屋根からの雨水の浸入は、防水部材の劣化や破損によって生ずるものやコンクリート等の構造部材のクラックや破損によるものなどであるが、いずれの場合も部分補修で十分である。

2 出窓からの雨水の浸入は、出窓の屋根と外壁との取り合い箇所やサッシ周りが主な原因となることが多い。

3 外壁がタイル張りの場合は、タイルの剥がれやクラック、目地やコーキングの劣化に起因する漏水は発生しにくい。

4 レンジフード、浴室、トイレの換気扇の排気口からの雨水の浸入による漏水は発生しにくい。

問16解説


「屋上や外壁からの雨水の浸入」に関する問題です。
テキスト+問題集のP298参照)

<本問の解答方法>
 選択肢1、3,4は、「十分である」「発生しにくい」となっている部分が怪しい。それが正解です。


1:×(不適切)
 屋上や屋根からは防水部材の劣化や破損によって生じるものや、コンクリート等構造部材のクラックや破損によって生じるもの、雨水排水設備の不良等によって生じるものなどがあります。いずれの場合も部分補修で漏水を止めるのは難しいです。

2:○(適切)
 本肢の通りです。

3:×(不適切)
 外壁がタイル張りの場合は、タイルの剥がれやクラック、目地やコーキングの劣化に起因する漏水が多いといえます。

※ テキスト+問題集P298の表を参照。

4:×(不適切)
 レンジフード、浴室、トイレの換気扇の排気口からの雨水の浸入による漏水があります

正解  2


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