外壁の劣化に伴って現れる現象に関する次の記述のうち、正しいものはいくつあるか。 ア タイル外壁やモルタル外壁等に多く発生する現象は、外壁を直接目視することによって確認するほか、外壁周辺におけるタイルなどの落下物の有無によって確認できることがある。 イ 外壁面の塗膜及びシーリング材の劣化により表面が粉末状になる現象は、手で外壁などの塗装表面を擦ると白く粉が付着することによって確認できる。 ウ モルタルやコンクリート中に含まれる石灰分が水に溶けて外壁表面に流れ出し、白く結晶化する現象は、内部に雨水等が浸入することにより発生し、目視によって確認することができる。 1 なし 2 1つ 3 2つ 4 3つ |
ア:○(正しい) タイル外壁やモルタル外壁等に多く発生する現象は、外壁を直接目視することによって確認するほか、外壁周辺におけるタイルなどの落下物の有無によって確認できることがある。 ※ テキスト+問題集P299「(2)外壁タイルやモルタル塗り」参照。 |
イ:○(正しい) 外壁面の塗膜及びシーリング材の劣化により表面が粉末状になる現象を、「チョーキング(白亜化)」といいます。チョーキングは、手で外壁などの塗装表面を擦ると白く粉が付着することによって確認できます。 ※ テキスト+問題集P299の表「外壁の劣化現象(例)」参照。 |
ウ:○(正しい) モルタルやコンクリート中に含まれる石灰分が水に溶けて外壁表面に流れ出し、白く結晶化する現象を、「白華現象」といいます。白華現象は、内部に雨水等が浸入することにより発生し、目視によって確認することができます。 ※ テキスト+問題集P299の表「外壁の劣化現象(例)」参照。 |