電気・ガス設備に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。 1 高圧受電は、高圧受変電室を設置して、標準電圧6,000ボルトで受電し、大規模な建物などの照明コンセントや給排水ポンプ、空調機器などの動力設備で使用する電気を供給する方式である。 2 単相2線式は、電圧線と中性線の2本の線を利用する方式であり、200ボルトの電力が必要となる家電製品等を使用することができる。 3 プロパンガスのガス警報器は、床面の上方30cm以内の壁などに設置して、ガス漏れを検知して確実に鳴動する必要がある。 4 近年、ガス設備の配管材料として、屋外埋設管にポリエチレン管やポリエチレン被覆鋼管、屋内配管に塩化ビニル被覆鋼管が多く使われている。 |
1:○(適切) 「高圧受電」は、高圧受変電室を設置して、標準電圧6,000ボルトで受電し、大規模な建物などの照明コンセントや給排水ポンプ、空調機器などの動力設備で使用する電気を供給する方式です。 ※ テキスト+問題集P312の表「▼受電方式・引込みの種別」を参照。 |
2:×(不適切) 「単相2線式」は、電圧線と中性線の2本の線を利用する方式であり、100ボルトしか使用することができません。 ※ テキスト+問題集P313の表「▼単相3線式と単相2線式の特徴」参照。 |
3:○(適切) プロパンガスは空気より重いため、プロパンガスのガス警報器は、床面の上方30cm以内の壁などに設置して、ガス漏れを検知して確実に鳴動する必要があります。 ※ テキスト+問題集P314「(2)ガス設備」参照。 |
4:○(適切) 近年、ガス設備の配管材料として、屋外埋設管にポリエチレン管やポリエチレン被覆鋼管、屋内配管に塩化ビニル被覆鋼管が多く使われています。 ※ テキスト+問題集P314「(2)ガス設備」参照。 |