管理受託契約の締結時に交付する書面に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。 1 管理受託契約を、契約の同一性を保ったまま契約期間のみ延長する内容で更新する場合には、更新時に管理受託契約の書面の交付は不要である。 2 管理受託契約重要事項説明書と管理受託契約の締結時に交付する書面は、一体の書面とすることができる。 3 管理受託契約は、標準管理受託契約書を用いて締結しなければならず、内容の加除や修正をしてはならない。 4 管理受託契約締結時の交付書面は、電磁的方法により提供することはできない。 |
1:○(正しい) 管理受託契約を、契約の同一性を保ったまま契約期間のみ延長する内容で更新する場合、更新時に管理受託契約の書面の交付は不要です。 ※ テキスト+問題集P59「A管理受託契約を変更する場合」の「なお、」以降を参照。 |
2:×(誤り) 管理受託契約重要事項説明書は、契約締結に先立って交付する書面であり、管理受託契約締結時書面は交付するタイミングが異なる書面であることから、管理受託契約重要事項説明書と管理受託契約締結時書面は、一体の書面とすることはできません。 ※ テキスト+問題集P58の下から4行目以降を参照。 |
3:×(誤り) 標準管理受託契約書を用いるかは任意であり、標準管理受託契約書を用いずに管理受託契約を締結することができます。また、標準管理受託契約書を用いる場合でも、内容の加除や修正をすることができます。 ※ テキスト+問題集P72「@標準管理受託契約書」参照。 |
4:×(誤り) 管理受託契約締結時の交付書面は、相手方の承諾を得れば、電磁的方法により提供することができます。 ※ テキスト+問題集P59「B契約締結時の書面交付にITを活用する場合」参照。 |