賃貸住宅の入居者の募集に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。 1 入居希望者が独身の後期高齢者である場合、健康状態の確認のため、病歴を申告する書類の提出を求める必要がある。 2 入居希望者の年収と募集賃料とのバランスがとれていないと判断される場合であっても、契約者ではない同居人の年収の申告を求めるべきではない。 3 サブリース方式では、特定転貸事業者は借受希望者との交渉を任されている立場に過ぎず、最終的に入居者を決定する立場にはない。 4 入居審査のため借受希望者から提出された身元確認書類は、入居を断る場合には、本人に返却する必要がある。 |
1:×(不適切) 病歴を申告する書類の提出を求めることは不適切な行為です。 |
2:×(不適切) 入居希望者の年収と募集賃料とのバランスがとれていないと判断される場合、同居人の年収の申告を求めるなどの対応をとることが必要です。 |
3:×(不適切) サブリース方式では、賃貸人(転貸人)である「サブリース業者(特定転貸事業者)」が、入居者(転借人)を最終的に決定する権限があります。 ※ テキスト+問題集P345「(3)入居者の決定」参照。 |
4:○(適切) 入居を断る場合には、入居申込書等(身元確認書類を含む)を本人に返却する必要があります。 ※ テキスト+問題集P345「(3)入居者の決定」参照。 |