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賃貸不動産経営管理士試験の傾向と対策、過去問解説 

平成27年度賃貸不動産経営管理士試験問題

問14


 賃貸借契約に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1 定期建物賃貸借契約の契約期間が満了する前に、貸主と借主が合意すれば、契約を更新することができる。

2 一時使用のために建物の賃貸借をしたことが明らかな場合には、借地借家法の適用はない。

3 法令又は契約により一定の期間を経過した後に建物を取り壊すべきことが明らかな場合において、建物の賃貸借をするときは、建物を取り壊すこととなる時に賃貸借が終了する旨を定めることができる。

4 終身建物賃貸借契約は、公正証書等の書面で行うことが必要であり、賃貸借契約は借主が死亡したときに終了する。

問14解説


「賃貸借契約(定期建物賃貸借、一時使用目的建物賃貸借、取り壊し予定建物賃貸借、終身建物賃貸借)」に関する問題です。
テキスト+問題集のP223、P220・221参照)


 1:×(誤っている)
 定期建物賃貸借契約には、更新という概念はありません。そのため、定期建物賃貸借契約の契約期間が満了する前に、貸主と借主が合意しても、契約を更新することはできません

※ テキスト+問題集P223「B再契約」参照。

 2:〇(正しい)
 本肢の通りです。

※ テキスト+問題集P220「@取り壊し予定建物賃貸借」参照。

 3:〇(正しい)
 本肢の通りです。

※ テキスト+問題集P220「A一時使用目的の建物賃貸借」参照。

 4:○(正しい)
 本肢の通りです。

※ テキスト+問題集P221「B終身建物賃貸借」参照。
※ 書面の要否をまとめた表「▼契約の成立と書面の要否」が、テキスト+問題集P169にあります。


正解  1