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賃貸不動産経営管理士試験の傾向と対策、過去問解説 

平成27年度賃貸不動産経営管理士試験問題

問33


 不動産証券化とプロパティマネジメントに関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1 プロパティマネジメント会社は、自らの業務に合理性があることについて、投資家に対し説明責任を果たすための客観的な根拠を常に準備しておかなければならない。

2 プロパティマネジメントは、投資家から委託を受けて、投資家のために行われる業務であり、プロパティマネジメントの業務のうち、調査・提案業務においては、投資家の投資判断に資することが求められる。

3 プロパティマネジメントは、投資を決定・実行し、借主管理、建物管理、会計処理等について、アセットマネジメント会社からの報告を受けて投資の状況を把握する業務である。

4 プロパティマネジメントの業務には、中・長期的な改修・修繕の計画を策定して実施するコンストラクションマネジメント(CM)も取り入れられはじめている。

問33解説


「不動産証券化とプロパティマネジメント」に関する問題です。
テキスト+問題集のP381・382参照)


 1:○(適切である)
 本肢の通りです。

※ テキスト+問題集P382「(2)調査・提案業務」参照。

 2:○(適切である)
 本肢の通りです。

※ テキスト+問題集P382「(2)調査・提案業務」参照。

 3:×(不適切である)
 アセットマネジメントは、投資を決定・実行し、借主管理、建物管理、会計処理等について、プロパティマネジメント会社からの報告を受けて投資の状況を把握する業務です。
 本肢では、「アセットマネジメント」と「プロパティマネジメント」とが逆になっています。

※ テキスト+問題集P381「(1)アセットマネジメント」及び「(2)プロパティマネジメント」参照。

 4:○(適切である)
 本肢の通りです。

※ テキスト+問題集P382「(2)調査・提案業務」参照。


正解  3


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