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賃貸不動産経営管理士試験の傾向と対策、過去問解説 

平成27年度賃貸不動産経営管理士試験問題

問38


 建築構造に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1 ラーメン構造は、柱と梁を一体化した骨組構造である。

2 壁式構造は、壁体や床板で構成する構造方式である。

3 制震構造は、基礎と建物本体との間にクッションを設け、地震による揺れを低減させる構造である。

4 基礎とは、上部の建物に加わる力を地盤に伝える部分である。

問38解説


「建築構造」に関する問題です。
テキスト+問題集のP296・297、P292参照)


 1:○(適切である)
 本肢の通りです。

※ テキスト+問題集P297「(2)ラーメン構造と壁式構造」参照。

 2:○(適切である)
 本肢の通りです。

※ テキスト+問題集P297「(2)ラーメン構造と壁式構造」参照。

 3:×(不適切である)
 「制震構造」は、建物に入った地震力を吸収するダンパー等を設置する手法です。
 なお、基礎と建物本体との間にクッションを設け、地震による揺れを低減させる構造のことを、「免震構造」といいます。

※ テキスト+問題集P292の表「▼耐震・制震・免震の違い」参照。

 4:○(適切である)
 本肢の通りです。

※ テキスト+問題集P296「@基礎」参照。


正解  3