本文へスキップ

賃貸不動産経営管理士試験の傾向と対策、過去問解説 

平成27年度賃貸不動産経営管理士試験問題

問8


 賃貸住宅管理業者登録制度における賃貸住宅管理業者の業務に関する遵守事項に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1 賃貸住宅管理業者は、管理物件が遠隔地に所在する場合には、基幹事務を一括して他の者に再委託することができる。

2 賃貸住宅管理業者は、事務所ごとに、公衆の見やすい場所に、標識を掲げなければならない。

3 賃貸住宅管理業者は、その従業者に対し、管理事務の適切な処理を図るため必要な研修を受けさせるよう努めなければならない。

4 賃貸住宅管理業者の従業者は、その業務を行うに際し、借主等その他の関係者から請求があったときは、従業者証明書を提示しなければならない。

問8解説


「基幹事務の一括再委託の禁止、標識、従業者の研修、従業者証明書」に関する問題です。
合格教本のP79、P94、P96・97参照)

 1:×(誤っている)
 賃貸住宅管理業者は、基幹事務を一括して他の者に再委託することができません。このことは、管理物件が遠隔地に所在する場合でも同じです。

※ 合格教本P79「(2)基幹事務の一括再委託の禁止」参照。

 2:○(正しい)
 本肢の通りです。

※ 合格教本P94「@標識の掲示」参照。

 3:○(正しい)
 本肢の通りです。

※ 合格教本P97「B従業者の研修」参照。

 4:○(正しい)
 本肢の通りです。

※ 合格教本P96「(2)従業者証明書の提示」参照。


正解  1