賃貸借契約と使用貸借契約との異同に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。 1 貸主が死亡した場合、使用貸借契約は終了するが、賃貸借契約は終了しない。 2 使用貸借契約の終了に当たっては、賃貸借契約の終了時に必要とされることがある正当事由は必要とされない。 3 使用貸借契約の対象建物が売却された場合、賃貸借契約と異なり、借主は当該建物の買主に対して使用貸借契約を対抗することができない。 4 使用貸借契約の借主は、賃貸借契約の借主と異なり、対象建物の通常の必要費を負担する。 |
1:×(不適切である) 「貸主」が死亡した場合は、使用貸借契約も、賃貸借契約も終了しません。 ※ テキスト+問題集P218「(2)借主の死亡」参照。 ※ なお、「借主」が死亡した場合は、使用貸借契約は終了しますが、賃貸借契約は終了しません。 テキスト+問題集P219の表「▼賃貸借契約と使用貸借契約の主な違い」も参照。 |
2:○(適切である) 本肢の通りです。 ※ テキスト+問題集P219の表「▼賃貸借契約と使用貸借契約の主な違い」参照。 |
3:○(適切である) 本肢の通りです。 ※ テキスト+問題集P219の表「▼賃貸借契約と使用貸借契約の主な違い」及び※印を参照。 |
4:○(適切である) 本肢の通りです。 ※ テキスト+問題集P218「(2)借主の義務」参照。 ※ テキスト+問題集P219の表「▼賃貸借契約と使用貸借契約の主な違い」も参照。 |