書面による法律行為に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。 1 定期建物賃貸借契約の締結は、書面によって行わなければ効力が生じない。 2 一時使用目的の建物の賃貸借契約の締結は、書面によらなくても効力が生じる。 3 賃貸借契約の解除は、書面によって行わなければ効力が生じない。 4 高齢者の居住の安定確保に関する法律に基づく終身建物賃貸借契約の締結は、書面によって行わなければ効力が生じない。 |
1:○(適切である) 本肢の通りです。 ※ テキスト+問題集P222「(1)契約書」参照。 |
2:○(適切である) 本肢の通りです。 ※ テキスト+問題集P220「A一時使用目的の建物賃貸借」参照。 |
3:×(不適切である) 解除は、相手方に対する意思表示によって行います。解除の意思表示は、書面による必要はありません。 このことは、賃貸借契約の解除であっても同じです。 ※ テキスト+問題集P201「(1)解除権の行使方法」参照。 |
4:○(適切である) 本肢の通りです。 ※ テキスト+問題集P221「B終身建物賃貸借」参照。 |