賃貸不動産経営管理士「倫理憲章」に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。 1 信義誠実の義務に関しては、直接の依頼者に対してはもちろんのこと、そのほかの関係者に対しても同様に、信義に従い、誠実に対応することが必要である。 2 法令の遵守と信用保持に関しては、自己の所属する管理業者の立場のみならず、賃貸不動産管理業全体に対する社会的信用を傷つける行為の禁止も含まれる。 3 秘密を守る義務に関しては、自己の所属する管理業者を退職して、当該賃貸不動産の管理に携わらなくなった後も、引き続き負うべきものである。 4 公正と中立性の保持に関しては、依頼者に対する信義誠実義務や、利益相反行為の禁止の観点から、常に依頼者の立場に立って対応することが必要である。 |
1:〇(適切である) 本肢の通りです。 ※ テキスト+問題集P418・419「(三)信義誠実の義務」参照。 |
2:〇(適切である) 本肢の通りです。 ※ テキスト+問題集P418「(二)法令の遵守と信用の保持」参照。 |
3:○(適切である) 本肢の通りです。 ※ テキスト+問題集P420「(七)秘密を守る義務」参照。 |
4:×(不適切である) 賃貸不動産経営管理士は、常に公正中立な立場で職務を行うことが必要です。本肢は、「常に依頼者の立場で」となっている部分が、不適切です。 ※ テキスト+問題集P419「(四)公正と中立性の保持」参照。 |