不動産の税金に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。 1 相続人が取得した空き家やその敷地を売却した場合、所得税に関し、居住用財産を譲渡した場合の3,000万円控除の適用を受けることができる。 2 適切な管理がされていない空き家は、防災・衛生・景観等、周辺の生活環境の観点から、固定資産税が最大で6倍になる可能性がある。 3 不動産取引では、仲介手数料の支払については消費税が課されるが、建物や土地の購入代金については消費税が課されない。 4 土地・建物の譲渡所得は、他の所得と分離して税額を計算する「申告分離課税」という計算方法をとる。 |
1:○(適切である) 本肢の通りです。 ※ テキスト+問題集P395「B空き家にかかる譲渡所得の特別控除の特例」参照。 |
2:○(適切である) 本肢の通りです。 ※ テキスト+問題集P29「(2)特定空家等に対する措置」、P392「(2)住宅用地に関する特例」参照。 |
3:×(不適切である) 不動産取引において、「土地」の購入代金については消費税が課されませんが、仲介手数料や「建物」の購入代金については消費税が課されます。 ※ テキスト+問題集P390の表「▼消費税の課税・非課税(例)」参照。 |
4:○(適切である) 本肢の通りです。 ※ テキスト+問題集P394「(3)課税方法」参照。 |