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賃貸不動産経営管理士試験の傾向と対策、過去問解説 

平成29年度賃貸不動産経営管理士試験問題

問1


 賃貸不動産をとりまく社会的情勢に関する次の記述のうち、適切なものはいくつあるか。

ア 平成25年住宅・土地統計調査によれば、平成25年10月1日現在の全国の空き家の内訳では、賃貸用の住戸が半数を超えている。
イ 新設住宅着工戸数の推移を見ると、貸家は消費税率の引上げの影響はあるものの、平成23年度を底に、傾向として増加している。
ウ 全国の消費生活センターや、一般財団法人不動産適正取引推進機構が受け付けた賃貸住宅に関する相談内容の中で傾向的に最も多いのは、原状回復に関するものである。
エ 平成25年住宅・土地統計調査によれば、平成25年10月1日現在の全国の所有関係別住宅数の中では、持ち家が最も多く、次に多いのが民営借家である。


1 1つ
2 2つ
3 3つ
4 4つ

問1解説


「賃貸不動産をとりまく社会的情勢(統計)」に関する問題です。
テキスト+問題集のP26、P24参照)


 ア:○(適切である)
 本問の通りです。

※ テキスト+問題集P26「(4)空き家の内訳」参照。
※ 平成30年住宅・土地統計調査(平成30年10月1日現在)調査においても、全国の空き家の内訳では、賃貸用の住戸が半数を超えています。
 イ:○(適切である)
 本問の通りです。

※ 試験実施当時(平成29年)までは、貸家の新設着工戸数は増加傾向でした。
※ 最新の統計については、テキスト+問題集P26「A住宅着工統計」参照。

 ウ:○(適切である)
 本問の通りです。

※ テキスト+問題集P26「B賃貸に関する相談件数」参照。

 エ:○(適切である)
 本問の通りです。

※ テキスト+問題集P24「(2)所有の関係別住宅数」参照。
※ 平成30年住宅・土地統計調査(平成30年10月1日現在)においても、全国の所有関係別住宅数の中では、持ち家が最も多く、次に多いのが民営借家です。


正解  4


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