共同住宅の避難施設等に関する次の記述のうち、不適切なものはどれか。 1 住戸の床面積の合計が100uを超える階では、両側に居室のある場合には、1.2m以上の廊下の幅が必要とされる。 2 その階における居室の床面積の合計が100uを超える(耐火構造・準耐火構造の場合は200u) 場合は、直通階段を2つ以上設けなければならないのが原則である。 3 直上階の居室の床面積の合計が200uを超える階では、120p以上の階段の幅が必要とされる。 4 屋外階段では、90p以上の階段の幅が必要とされる。 |
1:×(不適切である) 住戸の床面積の合計が100uを超える階では、両側に居室のある場合は、1.6m以上の廊下の幅が必要とされています。 本肢は、「1.2m以上」となっている部分が、不適切な記述です。 ※ テキスト+問題集P301「(2)避難通路の幅」の表「▼廊下の幅」参照。 ※ なお、住戸の床面積の合計が100uを超える階で、廊下の片側だけに居室のある場合は、1.2m以上の廊下の幅が必要とされています。 |
2:○(適切である) その階における居室の床面積の合計が100uを超える(耐火構造・準耐火構造の場合は200u) 場合は、直通階段を2つ以上設けなければならないのが原則です。 ※ テキスト+問題集P301「(1)直通階段」参照。 |
3:○(適切である) 直上階の居室の床面積の合計が200uを超える階では、120p以上の階段の幅が必要とされています。 ※ テキスト+問題集P302の表「▼階段の幅」参照。 ※ なお、通常は、75p以上の階段の幅があれば足ります。 |
4:○(適切である) 屋外階段では、90p以上の階段の幅が必要とされています。 ※ テキスト+問題集P302の表「▼階段の幅」参照。 |