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賃貸不動産経営管理士試験の傾向と対策、過去問解説 

平成29年度賃貸不動産経営管理士試験問題

問3


 賃貸住宅管理業者登録制度に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

1 賃貸住宅管理業者登録制度は、平成28年度に改正され、宅地建物取引業法に基づく制度となった。

2 賃貸住宅管理業者登録制度に定める一定戸数以上の賃貸住宅の管理業務を営もうとする者は、賃貸住宅管理業者登録制度の登録を受ける必要がある。

3 賃貸住宅管理業者登録制度による登録の申請は、主たる事務所を管轄する都道府県知事を経由して国土交通大臣に対して行う。

4 公営住宅の管理も賃貸住宅管理業者登録制度の対象である。

問3解説


「賃貸住宅管理業者登録制度」に関する問題です。
合格教本のP62、P66、P63参照)

 1:×(誤っている)
 賃貸住宅管理業者登録制度は、現在も、国土交通省告示に基づく制度です。
 宅地建物取引業法に基づく制度ではありません。

※ 合格教本P62「登録制度の意義」参照。

 2:×(誤っている)
 賃貸住宅管理業者登録制度の登録は、任意であって義務ではありません。登録を受けなくても、賃貸住宅の管理業務を営むことができます。

※ 合格教本P66「@登録」参照。

 3:×(誤っている)
 賃貸住宅管理業者登録制度による登録の申請は、国土交通大臣に対して直接行います。
 登録制度において、都道府県知事が関与することはありません。

※ 合格教本P66「A登録の申請」参照。

 4:○(正しい)
 本肢の通りです。

※ 合格教本P63「(2)賃貸住宅」、及び、P64の表「▼登録制度の対象か」を参照。


正解  4


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