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賃貸不動産経営管理士試験の傾向と対策、過去問解説 

平成29年度賃貸不動産経営管理士試験問題

問5


 賃貸住宅管理業者登録制度における賃貸住宅管理業者による貸主に対する管理受託契約の成立時の書面の交付(以下、本問において「書面の交付」という。)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

1 交付する書面は、必要事項が記載されている限り、その様式は定められていない。

2 書面の交付は、対面で手渡す必要があり、郵送で行うことはできない。

3 交付する書面には、管理事務に要する費用及びその支払の方法を記載する必要があるが、その支払の時期までは記載する必要はない。

4 書面の交付は、賃貸住宅管理業務を無償で行う場合は必要ない。

問5解説


「管理受託契約の成立時の書面の交付」に関する問題です。
合格教本のP83参照)

 1:○(正しい)
 管理受託契約の成立時に交付する書面について、必要事項が記載されている限り、その様式は定められていません

※ 合格教本P83の表「▼管理受託契約成立時の書面のポイント」の「書面の様式」参照。

 2:×(誤っている)
 書面の交付は、対面で手渡すほか、郵送等で行うこともできます

※ 合格教本P83の表「▼管理受託契約成立時の書面のポイント」の「書面の交付方法」参照。

 3:×(誤っている)
 管理受託契約の成立時に交付する書面には、管理事務に要する費用およびその支払の方法のほか、その支払の時期も記載する必要があります。

※ 合格教本P83枠内「●管理受託契約の成立時の書面の記載事項」のC参照。

 4:×(誤っている)
 賃貸住宅管理業務を無償で行う場合にも、書面の交付は必要です。

※ 合格教本P83の表「▼管理受託契約成立時の書面のポイント」の「書面の交付時期」の※印を参照。


正解  1


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