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賃貸不動産経営管理士試験の傾向と対策、過去問解説 

令和元年度賃貸不動産経営管理士試験問題

問20


 サブリース方式による賃貸管理業務に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

1 所有者が転貸借を承諾している場合、所有者と転借人(入居者)の間に契約関係が生じる。

2 所有者が転貸借を承諾しており、賃貸借契約の月額賃料が10万円、転貸借契約における月額賃料が12万円の場合、所有者が転借人(入居者)に対して12万円の支払を請求したときは、転借人(入居者)は12万円の支払義務を負う。

3 所有者が転貸借を承諾していない場合、転貸借契約は無効である。

4 所有者が転貸借を承諾しており、その転貸借契約が終了した場合、所有者は転借人(入居者)に対して敷金返還義務を負わない。

問20解説


「サブリース方式による賃貸管理業務」に関する問題です。
合格教本のP114、P145・146参照)


1:×(誤っている)
 所有者が転貸借を承諾した場合でも、原賃貸人(所有者)と転借人(入居者)の間に契約関係が生じるわけではありません。

※ 合格教本P114「①転貸のしくみ」参照。

2:×(誤っている)
 賃料の支払いについては、原賃貸借契約の賃料額と転貸借契約の賃料額とを比較し、
賃料額の小さい方について、転借人(入居者)は、原賃貸人(所有者)に対して支払義務を負います。
 そのため、賃貸借契約の月額賃料10 万円、転貸借契約の月額賃料12 万円の場合、転借人(入居者)は10万円の支払義務を負います。

※ 合格教本P114「②転借人の原賃貸人に対する支払い義務」参照。

3:×(誤っている)
 所有者が転貸借を承諾していない場合、原賃貸人は原則として原賃貸借契約を解除することができますが、
転貸借契約は有効です。

※ 合格教本P145「⑥賃借権の譲渡および転貸」参照。


4:○(正しい)
 
転貸借契約が終了した場合、転借人に対して敷金返還義務を負うのは、その転貸借契約における貸主である転貸人です。そのため、原賃貸人(所有者)転借人に対して敷金返還義務は負いません。

※ 敷金については、合格教本P146「①敷金」参照。


正解  4


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