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賃貸不動産経営管理士試験の傾向と対策、過去問解説 

令和2年度賃貸不動産経営管理士試験問題

問37


 建物の修繕履歴と履歴情報に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1 修繕履歴は、次の修繕を企画する上で、重要な情報となる。

2 建物が長期にわたり必要な機能を維持して、収益性を保持するためには、日常の点検管理と計画的な修繕が必要不可欠である。

3 賃貸管理では、建物の劣化状態について外観調査を手掛かりに修繕の必要性を判断し、効果的な修繕計画を立案することが求められるが、見えない部分は考慮しなくてよい。

4 賃貸建物については、退去時の敷金精算等も視野に入れ、賃貸時の原状等について、客観的なデータを履歴情報として保存しておくことは重要である。


問37解説


建物の修繕履歴と履歴情報」に関する問題です。
テキスト+問題集のP290参照)


 1:○(適切である)
 本肢の通りです。

※ テキスト+問題集P290「(1)修繕履歴の必要性」参照。

 2:○(適切である)
 本肢の通りです。

※ テキスト+問題集P290「(1)修繕履歴の必要性」参照。

 3:×(不適切である)
 賃貸管理では、建物の劣化状態について外観調査を手掛かりに、見えない部分も含めて修繕の必要性を判断し、効果的な修繕計画を立案することが求められます。
 よって、本肢は、「見えない部分は考慮しなくてよい」としている点が誤りです。

※ テキスト+問題集P290「(1)修繕履歴の必要性」参照。

 4:○(適切である)
 本肢の通りです。

※ テキスト+問題集P290「(1)修繕履歴の必要性」参照。


正解  3


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