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賃貸不動産経営管理士試験の傾向と対策、過去問解説 

平成27年度賃貸不動産経営管理士試験問題

問4


 賃貸住宅管理業者登録制度(平成23年9月30日国土交通省告示第998号及び同第999号。以下、各問において「賃貸住宅管理業者登録制度」という。)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

1 自ら所有する住宅を賃貸する業務のみを行う事業者は、賃貸住宅管理業者登録制度における登録を受けることができる。

2 賃貸住宅管理業者登録制度の対象となるのは、貸主から委託を受けて賃貸住宅の管理を行う者であり、賃貸住宅を転貸する者(サブリース業者)は含まれない。

3 賃貸住宅管理業者登録制度は、賃貸住宅の貸主と賃貸住宅管理業者の関係についてルールを定めるのみならず、借主と賃貸住宅管理業者の関係についてもルールを定めている。

4 賃貸住宅管理業者が業務に関して不正な行為をした場合であって、情状が特に重いときは、賃貸住宅管理業者登録制度に基づく罰則が課される場合がある。

問4解説


「賃貸住宅管理業者登録制度」に関する問題です。
合格教本のP62・63、P100参照)

 1:×(誤っている)
 自ら所有する住宅を賃貸する業務のみを行う事業者の事務は、賃貸住宅管理業者登録制度の対象ではないため、自ら所有する住宅を賃貸する業務のみを行う事業者は登録を受けることはできません。

※ 合格教本P63参照。

 2:×(誤っている)
 賃貸住宅を転貸する者(サブリース御者)が行う賃貸住宅の管理に関する事務も、賃貸住宅管理業者登録制度の対象です。

※ 合格教本P62「(1)管理事務」参照。

 3:○(正しい)
 本肢の通りです。

※ 合格教本P62「@登録制度の意義」参照。

 4:×(誤っている)
 賃貸住宅管理業者登録制度には罰則はありません。

※ 合格教本P100の枠外の下を参照。


正解  3


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