本文へスキップ

賃貸不動産経営管理士試験の傾向と対策、過去問解説 

平成27年度賃貸不動産経営管理士試験問題

問9


 管理受託契約に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

1 管理業者の共用部分に対する管理懈怠により、賃貸物件を訪問した第三者が共用廊下において転倒して怪我をした場合、管理業者はこの第三者に対して、管理受託契約の違反に基づく損害賠償義務を負う。

2 管理業者が破産手続開始の決定を受けた場合、管理受託契約は終了する。

3 委託者が後見開始の審判を受けた場合、管理受託契約は終了する。

4 管理受託契約において、管理業者の負う善管注意義務を加重する旨の特約は無効である。

問9解説


「管理業務の受託(管理受託方式)」に関する問題です。
合格教本のP111・112、P51参照)

 1:×(誤っている)
 契約当事者間では「契約違反」に基づく損害賠償義務を負うことがありますが、契約当事者ではない第三者に対しては、「契約違反」に基づく損害賠償義務を負うことはありません
 なお、第三者に対しては、「不法行為」に基づく損害賠償義務を負うことはあります。

※ 合格教本P111「(1)善管注意義務」の※印を参照。
※ 債務不履行(契約違反)と不法行為の違いについては、合格教本P52「A債務不履行・不法行為」参照。

 2:○(正しい)
 管理業者が破産手続開始の決定を受けた場合、管理受託契約は終了します。

※ 合格教本P112の表「▼管理受託契約の終了事由」参照。

 3:×(誤っている)
 委託者が後見開始の審判を受けた場合であっても、管理受託契約は終了しません

※ 合格教本P112の表「▼管理受託契約の終了事由」参照。

 4:×(誤っている)
 管理業者の負う善管注意義務を加重する旨の特約は有効です。

※ 合格教本P51「(3)特約」参照。


正解  2


テキスト「合格教本」
Amazon:賃貸不動産経営管理士合格教本


information

賃貸不動産経営管理士

サイト管理者:田村誠
メール:law-t@nifty.com