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賃貸不動産経営管理士試験の傾向と対策、過去問解説 

平成28年度賃貸不動産経営管理士試験問題

問10


 建設省・国交省標準契約書による管理受託契約に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。なお、管理受託契約に特約はないものとする。

1 法人である管理業者の代表取締役が死亡した場合、管理受託契約は終了する。

2 法人である管理業者A社がB社に吸収合併された場合、委託者である建物所有者の承諾がなければB社は管理業務を承継しない。

3 委託者である建物所有者が建物の所有権を第三者に譲渡すると、この第三者が管理受託契約の委託者の地位を承継する。

4 管理受託契約は、無償であっても管理業者は委託者に対して善管注意義務を負う。

問10解説


「管理業務の受託(管理受託方式)」に関する問題です。
合格教本のP111〜113参照)

<本問の解答方法>
 問題文の冒頭には「建設省・国交省標準契約書による」と書かれていますが、管理受託契約の標準契約書を知らなくても解答できます。管理受託契約に関する問題として解答すればOKです。

 1:×(誤っている)
 法人である管理業者の代表取締役が死亡しても、契約関係に影響はなく、管理受託契約は終了しません。

※ 合格教本P112「(1)管理受託契約の終了事由」参照。

 2:×(誤っている)
 管理業者A社がB社に吸収合併された場合、A社の権利義務はB社に包括的に承継されます。委託者である建物所有者の承諾は不要です。

※ 合格教本P113「(1)合併した場合」参照。

 3:×(誤っている)
 建物所有権が第三者に移転しても、管理受託契約の委託者の地位はその第三者には承継されません。

※ 合格教本P113「(2)建物の所有権が移転した場合」参照。

 4:○(正しい)
 本肢の通りです。

※ 合格教本P111「(1)善管注意義務」参照。


正解  4


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