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賃貸不動産経営管理士試験の傾向と対策、過去問解説 

平成29年度賃貸不動産経営管理士試験問題

問23


 未収賃料の経理上の処理に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

1 賃料の支払がなければ、税務上、収入として扱う必要はなく、貸借対照表への計上も不要である。

2 金銭の授受の名目が敷金であれば、返還しないことが確定している場合でも、収入金額への計上を要しない。

3 回収不能の未収賃料は、個人貸主にあっては、損失が生じた日の属する年分の不動産所得の金額の計算上、必要経費に算入されるのが原則である。

4 滞納期間が長い未収賃料は、回収不能と判断されて必要経費に算入される。

問23解説


「未収賃料の経理上の処理」に関する問題です。
合格教本のP222・223参照)

1:×(不適切である)
 賃料については、その支払いがなくても、税務上、収入として扱う必要があり、貸借対照表への計上が必要です。

※ 合格教本P222「(1)賃料等の収入計上」参照。

2:×(不適切である)
 敷金であっても、返還しないことが確定している場合には、収入金額への計上が必要です。

※ 合格教本P222「(1)賃料等の収入計上」参照。
※ 合格教本P296「A不動産所得における収入金額」のAも参照。

3:○(適切である)
 未収賃料は回収不能であることが確定した場合、損失として処理することができます。個人貸主であれば、原則として、損失が生じた日の属する年分の不動産所得の金額の計算上、必要経費に算入されます。

※ 合格教本P223「(2)回収不能(貸倒れ)が確定した場合」参照。

4:×(不適切である)
 滞納期間が長い未収賃料が、必ずしも必要経費に算入されるわけではありません。

※ 合格教本P223「(2)回収不能(貸倒れ)が確定した場合」参照。


正解  3


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