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賃貸不動産経営管理士試験の傾向と対策、過去問解説 

平成29年度賃貸不動産経営管理士試験問題

問30


 給水設備・給湯設備に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1 給湯設備における局所式は、建物の屋上や地下の機械室に熱源機器と貯湯 タンクを設け、建物各所へ配管して給湯する方式である。

2 増圧直結方式は、水道本管から分岐して引き込んだ上水を増圧給水ポンプで各住戸へ直接給水する方式であり、中規模以下のマンションやビルを対象とする方式である。

3 給水設備の水槽内にあるボールタップや電極棒が故障すると、水がオーバーフローとなり放水状態に陥って、常に給水ポンプが作動し、騒音の発生だけでなく、余分な電気代がかかることがある。

4 塩ビ管は、強靭性、耐衝撃性、耐火性で鋼管より劣るが、軽量で耐食性に優れている。

問30解説


「給水設備・給湯設備」に関する問題です。
合格教本のP269、P266参照)

 試験実施機関である一般社団法人賃貸不動産経営管理士協議会のHPには、次のように書かれています。
「【問30について】
公式テキストの文章に依拠して問題文を作成したが、テキストの文章の内容に正確を欠く部分があり、明らかに不適切な選択肢1のほか、選択肢3も不適切なものとして取り扱うこととした。」

1:×(不適切である)
 給湯設備における「局所式」は、給湯の必要箇所にそれぞれの給湯器を設置する方式です。建物の屋上や地下の機械室に熱源機器と貯湯タンクを設け、建物各所へ配管して給湯する方式なのは、「中央(セントラル)式」です。

※ 合格教本P269の表「▼給湯方式」参照。

2:○(適切である)
 本肢の通りです。

※ 合格教本P266の「(2)給水方式」の表を参照。

3:×(不適切である)
 ボールタップや電極棒は水位を調整するためのものであり、それらが故障すると、給水ポンプが常時作動する状態となることもあれば、給水ポンプが作動せずに停止することもあります。
 本肢には「常に給水ポンプが作動し」という記述しかありませんが、給水ポンプが停止することもあるため、本肢は不適切な記述です。

4:○(適切である)
 本肢の通りです。

※ 合格教本P266の「(1)給水設備」参照。


正解  1、3


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