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賃貸不動産経営管理士試験の傾向と対策、過去問解説 

平成30年度賃貸不動産経営管理士試験問題

問37


 賃貸不動産管理業をめぐる状況に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

1 賃貸住宅の経営主体は、個人と法人の比率がほぼ同じである。

2 賃貸住宅の委託方式は、全部委託と一部委託の比率がほぼ同じである。

3 賃貸住宅の管理受託方式とサブリース方式の比率は、管理戸数の多少にかかわらず、ほぼ同じである。

4 賃貸住宅の経営規模は、20 戸以下の小規模なものが多い。


問37解説


「賃貸不動産管理業をめぐる状況」に関する問題です。
テキスト+問題集のP27参照)


 1:×(不適切である)
 民間賃貸住宅の8割以上は個人経営です。

※ テキスト+問題集P27「C賃貸住宅に関する市場環境」参照。

 2:×(不適切である)
 管理を「すべて委託」している家主は6割を超えています。

※ テキスト+問題集P27「C賃貸住宅に関する市場環境」参照。

 3:×(不適切である)
 管理戸数が多ければ多いほど、サブリース方式による管理の比率が高まります。
 よって、本肢は「管理戸数にかかわらず」となっている部分が誤りです。


 4:○(適切である)
 20戸以下の小規模家主が約6割です。

※ テキスト+問題集P27「C賃貸住宅に関する市場環境」参照。


正解  4


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